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徳川文庫-慶喜家コレクション-

「慶喜家コレクション」は、初代・慶喜、二代・慶久、三代・慶光の三世代にわたって収集所蔵された書籍コレクションである。
 昭和31年(1956)に鈴与株式会社第七代社長・鈴木与平氏より清水市立図書館(現・静岡市立清水中央図書館)に寄贈された。
 慶喜は慶応4年(1868)から明治30年(1897)まで約三十年間を静岡で過ごし、明治17年(1884)には慶久が誕生、孫の慶光は大正2年(1913)に東京小石川邸で生まれたが、戦後の一時期をやはり静岡で暮らしており、当地と慶喜家との縁は深い。
 慶光と七代・与平が戦前から親交があったこと、七代・与平は清水市立図書館後援会会長、清水市図書館協議会会長に就任するなど、清水市の図書館との関わりも深かったことなどから、この慶喜家の蔵書は昭和31年に七代・与平を通じて清水市立図書館に寄贈されることとなった。また、この蔵書の所蔵に関しては同じく徳川家と関わりの深かった当時の静岡県立葵文庫館長・加藤忠雄の口添えもあったといわれている。

 平成9年版『徳川文庫目録』に基づく資料確認によると、蔵書の構成は


   漢籍・和書の部   
1436タイトル  6628冊

   洋書の部        89タイトル    141冊

   パンフレットの部   136タイトル   156冊


となっており、分野も多岐にわたっている。哲学・歴史・文学に関する書籍が多く、蔵書の中には慶喜の所蔵であったと考えられるものや、慶久のサインが入ったもの、慶久夫人・實枝子の実家である有栖川宮家から到来したと考えられるものなども含まれている。

※当コレクションは一般公開しておりませんが、資料の一部をデジタル化し、清水中央図書館内で閲覧できるデータベースを公開中です。ご利用の際は、事前にお問い合わせのうえ、ご来館ください。