静岡市立中央図書館では、「家紋をまとう―古典籍にみる時代のファッション―」と題し、静岡市在住のきもの文化研究家・萩原敏司氏の貴重なコレクションを公開します。

家紋は、平安時代の公家文化から武家社会、そして江戸時代の町人文化へと受け継がれ、日本人の暮らしや装いとともに、その姿や役割を変えてきました。

会場では、元禄6年(1693年)刊行の『女中達紋尽 男・女』をはじめ、江戸時代から明治時代の古典籍である雛形本や紋所帳、武鑑など、普段目にする機会の少ない家紋に係る貴重な資料を展示します。華やかな小袖模様や趣向を凝らした「伊達紋」、加賀友禅にみられる家紋などから、当時の人々が装いに込めた思いや、流行を楽しむ心を感じていただけます。

また、錦絵や染型紙なども併せて展示し、家紋が武家だけでなく、町人文化や染織、婚礼など、さまざまな場面で用いられてきたことをご紹介します。

会期中には、萩原氏から展示資料の時代背景や見どころについて詳しく解説していただく講演会も開催します。

この機会に、貴重な古典籍や関連資料を通して、家紋の歴史と日本の装いの文化に触れ、身近な「我が家の家紋」にも思いをめぐらせてみませんか。

展示

日時

令和8年11月10日(火)~令和9年2月7日(日)

場所 中央図書館 1階玄関ホール

特別講演会

日時

令和8年11月29日(日)午後1時30分~3時

場所 中央図書館 2階ホール
講師 萩原敏司 氏(きもの文化研究家)
対象 60人(無料・申込順)
申込 11月5日(木)9時30分~
申し込みフォームから

詳しくは下記のちらしをご覧ください。

チラシ『家紋をまとう』.pdf